
障害や病気のある兄弟姉妹がいる“きょうだい”の悩み
AYA世代のがん患者だった姉
き / 20代 / 妹
姉を10年ほど前に亡くしました。闘病生活の間、家族の中で私だけ姉の遺された寿命を聞かされていなかったことを姉が亡くなった直後に知りました。
私が小学生から中学生までの間、両親は姉につきっきりでした。姉が亡くなってからは親に「お姉ちゃんの方がうまくできたよね」などと比較されることがあり、いつのまにか親のことを「家で面倒を見てくれる親しい大人の他人」と思うようになりました。今でも命日の頃になると姉のことを赤ちゃんのように名前で呼びかけている親を見て自分と親の間に決定的な溝があることを感じます。
姉を亡くしたことと、親との関係性に悩まされつつも、なんとなく日々をやり過ごし、10年ほどが経ってしまいました。自分の中でも整理がついておらず、今でもうまく人に話せないままです。
私が小学生から中学生までの間、両親は姉につきっきりでした。姉が亡くなってからは親に「お姉ちゃんの方がうまくできたよね」などと比較されることがあり、いつのまにか親のことを「家で面倒を見てくれる親しい大人の他人」と思うようになりました。今でも命日の頃になると姉のことを赤ちゃんのように名前で呼びかけている親を見て自分と親の間に決定的な溝があることを感じます。
姉を亡くしたことと、親との関係性に悩まされつつも、なんとなく日々をやり過ごし、10年ほどが経ってしまいました。自分の中でも整理がついておらず、今でもうまく人に話せないままです。
2023年02月13日 16時05分
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