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「家族を介護する男性」の声

アイスクリームが消えてなくなる

かろやん / 神奈川県 / 男性 / 70歳以上 / 夫

夏場はモナカのアイスクリームが切れないように冷凍庫に補充していた。通常は1日に1個、妻と半分こして、3時のおやつにしていた。酷暑の日には2個ということもあった。糖尿病には良くないが、医師も「生活には楽しみも必要だから」と言ってくれている。
9月初め、なんだかアイスクリームの減るスピードが速い感じがすることに気がついた。
妻に聞いても「お父さんと半分こして食べているだけ」という。妻は嘘をつく人ではない。
 それでも減るスピードが早過ぎる。在庫をウオッチしていると、2日に1個くらいのペースで余分に消える。現場を押さえたわけではないが、妻がこっそり食べていると確信した。
妻は嘘をついているわけではない。食べたことを忘れてしまうのだ。私にみつからないように食べるのは、子供の知恵のようでもあり、脳トレにもなる。止める必要はないので黙っている。

2025年01月11日 15時27分

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