【募集中】障害者の被災経験

宮城県在住です。東日本大震災時は実家のある石巻にいました。当時1歳だった息子と2人、そのまま実家で避難生活を送りました。余震が続き、いつ夫と会えるかもわからず、不安から発作を繰り返し、とても辛かったです。幸い、家族がいたので給水所まで水汲みに行かなくてもよく、息子のおむつも余分なのがあったので助かりました。もし、あの時自宅のある仙台で息子と2人だけの状況で被災していたら、強い不安のため給水所まで行けず、ただただ恐怖と不安に襲われて泣きじゃくり、幼い息子の世話すらできず、どうなっていたかわかりません。日頃から近所づきあいをしていれば助けてくれる人もいたかもしれませんが、仙台に引っ越したばかりで、病気からくる不安や恐怖感のため外出もままならない状態で、近所づきあいもできず、知り合いもなく、完全に孤立していました。障害者と被災、できる備えは日頃からする大切さを学びました。

2025年04月26日 22時12分