
発達障害・子育て中のお母さん・お父さんの声
発達障害の子供と学校
ayumiさん / 愛知県 / 30代 / 母親
息子(新小学3年生/ADHD、協調運動障害、心身症、自閉傾向あり)と娘(新中学2年生/ADD、協調運動障害、LD)がおります。 学校の相談室や市の特別支援教育相談センター、療育施設などを利用し、学校側の理解を求めたりしてきましたが教師の発達障害の理解が低い地域で2人共が登校渋りを起こし、また息子は9ヶ月間、別室での母子登校をしました。 その間、基本は親任せの放置。 療育施設の医師が教頭に「手の空いている教師が(息子の居る)別室に1日30分でも1時間でも行って少し勉強を見てあげる事は出来ないか?」と聞くと「可能です」と言うものの結局教師は誰も来ませんでした。 テストや工作など課題を提出しても成績表は斜線のみで評価もされず。 通級教室の手続きも放置。 特別支援学級は知的障害が無いから無理と。 適応指導教室も週に1度1時間遊んで終わり。 LDのある娘も英語の書字の方で特に障害が強く出てヒアリングでしか点が取れないのでテストは記号でア、とかイ、とかでしか○が無く文章、単語は何も書けず。 が、しかし「ヒアリングででも18点取れてるならイイじゃない。他にもっと点数の悪い人が居る」と学年でビリになるまで「心配無い」を繰り返す様です。 今後も息子の方も学校側は母子登校を継続との事で、時間の無駄と判断。 市内全ての小中学校に特別支援学級がある県外の地域に転居し、息子は特別支援学級、娘は普通学級ではあるものの普通学級の中で娘に合わせた支援がされており2人共、1人で学校に行ける様に。 息子は転居してからは2週間だけの母子登校で、直ぐに1人で行ける様になりましたよ。 あの9ヶ月は何だったんだ?って位あっけなかった。 発達障害者を普通学級で教育するならばもう少し教師も支援者としての知識がないと、障害者本人も親も辛いです。 今は、転居して正解だったと思っていますが、地域で支援にこんなに差があるのも困りものです。
2013年04月03日 03時22分
あなたも
体験談や悩みを
投稿してみませんか?
NHKではみなさまの投稿をもとに
福祉関連番組の取材・制作を行います。
福祉関連番組の取材・制作を行います。