
精神科病院での「身体拘束」について 体験談&ご意見
救急精神病棟
RRmamaさん / 東京都 / 20代 / 医療従事者
私は精神科に勤務していて、精神救急病棟に従事していました。 この番組を見て亡くなったかたがいることは事実ですが、拘束をされなく亡くなったかたがいることを伝えるべきです。 患者から髪の毛を引っ張られ、引っ掛かれ、殴られ、首を絞められとそういうことが日頃あることを伝えるべきです。 救急病棟は救急車で一番酷い状態で運ばれてきますので拘束処置は全く無いとは無理でしょう。 拘束はダメで、保護室は良いのでしょうか? 保護室ではなく入院中にタオル1枚で首を吊り亡くなったおじいさんもいました。 拘束していれば助かった命もあります。 従事者はプラスチックのコップを患者が投げ、割れたものを集めて破片が残っていないか組み立てたりもします。 破片が残ると自傷行為をしてしまうことになりかねないからです。 看護師も好きで拘束しているわけではありません。 先生も何人もの精神患者をみている上での判断です。 救急で運ばれても拘束しない方もたくさんいますので誤解のされる放送をしないでください。 次は救急病棟の特集でもされたらどうでしょうか。
2017年09月14日 13時49分
被害者さんさんからのコメント
RRmamaさん
精神医療さえ無ければ、すべてを失って自殺することも無かったです。すべて「病気」で終わらされただけの話で。 家族は味を占めて「精神医療さえあればいい子でニコニコ文句も言わず『生きるの楽しい』と言うようになる」と、「健康」の診断書を取ったにも拘わらず病気の診断をしていた医者につなごうつなごうと追いかけてきます。 まだ病院の中に生きていけたかもしれないたくさんの命が今にも奪われているかと思うと。
2017年09月27日 18時10分
ぐこさんさんからのコメント
RRmamaさん / 東京都 / 40代 / 当事者
自殺をするかもしれない患者、暴れている患者に看護師さんは確かに怯えて大変かも知れません。 しかし私なんて暴れていないのに、談話室へ案内されてTVを見ていたら不安になってしまいました。ただそれだけで、奇声を上げていたわけでも暴れていた訳でもないのに、後ろから看護師4名に羽交い絞めにされて、強引に保護室へ連れられて身体拘束されたんですよ。 ドクターに無理やり注射を打たれて「暴れたらもう1本打つぞ」と怒鳴られました。何一つ説明もなく羽交い絞めにされました。 隣の部屋の人は、あなたがコメントしたぐらいの重症者でした。毎日その人が大声で出す奇声を聞かされていました。まとなりなので、「キャーとか、だって統合失調症なんだもん仕方ないだろ、わーーー」とか1日中悲鳴と奇声が隣部屋から聞こえていました。しかし、看護師は拘束したら私も放置だけど、奇声を上げている患者も放置でした。私はベッドにくくられているので、逃げることもできず、筒抜けの奇声を毎日日中ずっと聞いていなくてはならず、地獄の日々でした。 しかし、強引に羽交い絞めされて拘束された恐怖で、看護師に対して何一つ要求なんてできませんでした。文句でも言うものなら、強引に駐車されたり、拘束される日数が増えるだろうと思うと、怖くて怖くて、何も言えませんでした。 「現実はこれなんですよ!あなたたち看護師は、患者に恐怖を植え付けているだけなんです」 我々の気持ちを理解してくれなんて、悪いけど絶対に受け入れられません。ふざけるな!と言いたい。
2017年09月27日 18時10分
日本人やめたいさんさんからのコメント
RRmamaさん / 東京都 / 50代 / 当事者・専門家
追伸 もしも他の国に生まれていたら、と想像することもあります。でも、どの国に生まれても悲惨だったことだろうと思います。どの国も、人間の国ですから。 日本には日本の良さがあります。日本人やめたくありません。 ただ、身体拘束(化学的拘束や電気ショック、自由の剥奪・精神的拘束などを含む)問題とそれに対する人々の反応に関しては、外国人に対して、日本人やめたいと恥じ入ります。
2017年09月27日 18時10分
日本人やめたいさんさんからのコメント
RRmamaさん / 東京都 / 50代 / 当事者・専門家
つきうさぎさん、勇気あるコメントをありがとうございます。 そんな凄まじい恐怖に怯えながら毎日生きていらっしゃるなんて、知りませんでした。お恥ずかしい限りです。医師・看護師は考えたことがあるのかと思います。 私の場合は、罪悪感です。 幼い頃から、特別悪いことなどしていなかったのに、いつも私だけが周り中から悪者扱いされていて、私を理解してくれる人、慰めてくれる人、話を聞いてくれる人などは一人もいませんでした。学校で毎日集団で暴力・暴言・嫌がらせをされても、先生にまで嫌がらせをされ、親も、誰も、助けてくれませんでしたし、学用品が壊されても、誰も、どうしたの?と訊きもしませんでした。 いつしか私は、私は悪い子なんだ、だからみんなから憎まれるんだ、と思い込み、その思い込みを変える手助けをしてくれる人も現れませんでした。それで、いまだに罪悪感にさいなまれながら生きています。だから、悪い子で、みんなから憎まれている私なんか、今すぐ死んでしまえばいいという思いが拭えないのです。 それを病気だと言われて、身体拘束され、強烈な薬で感覚を麻痺させられ、仕事や日常生活の能力も麻痺させられました。 そして、そのような目に遭わされている人たちが大勢いますし、そういった人たちの悲痛な訴えもまともに取り合ってはもらえず、この掲示板でもそうですが、心無い言葉が返って来ます。 ですから、私は日本人やめたいのです。
2017年09月27日 18時10分
日本人やめたいさんさんからのコメント
RRmamaさん / 東京都 / 50代 / 当事者・専門家
救急病棟の惨状を伝える目的は何でしょうか。 不要な身体拘束や長時間・長期間の身体拘束、放置、不適切な処遇、右肩上がりに増えている事実、日本の現状は国際的に異常であること、そして、死亡・悪化・後遺症・トラウマなどの深刻な被害の多発、被害者や被害者に寄り添う人たちの悲痛な叫び、家族や看護師たちの苦悩、これらを伝える目的は、これらをなくしていくことです。 救急病棟の惨状を伝える目的は何でしょうか。
2017年09月27日 18時10分
つくば太郎さんさんからのコメント
RRmamaさん / 茨城県
伝えられる範囲で、いろいろな事実を伝えてください。 専門家と患者、利用者、家族の垣根を越えて考えなければならないことがたくさんあると思います。 中年になると、専門家も患者、利用者、家族も必死の思いで毎日を過ごしていることがわかります。 お互いに人間ですから、どこかに歩み寄れるところがあるはずです。
2017年09月27日 18時10分
つきうさぎさんさんからのコメント
RRmamaさん / 群馬県 / 60代 / うつ病の患者
RRmamaさんへ 私も患者として逆の立場でしたがご苦労良く解ります。 確かに急性期の閉鎖病棟は戦場みたいなものでしょう きれい事ですまないのも事実と思います。 怒りにまかせて狂気のままに暴力をふるう患者もいるでしょう でも自殺、自傷する患者のほとんどは病気による恐怖が耐えがたいからです。 この恐怖は健常者には理解できないと思います。 (私も健康な時はこれほどの怖さが有るとは思いませんでした) 例えれば2つの高層ビルの間に渡された幅20cmの板の上を歩き続ける様な怖さです。 そしてそれがずっと続くのです 身体拘束はその恐怖をさらに強めます。 私もそうなのですがこの恐怖から逃れる為に死にたいのです 「死ぬほど怖い」のではなくて「怖いから死にたい」 これが死ぬ理由なのでしょう。 極論ですが当人にとっては「死ぬほうが幸福」のような気がします。 狂気の地獄で恐怖に慄きながら生きるより死ぬほうが楽なのです。 大変だったと思いますがそんな患者の気持ちも察して戴ければ幸いです。
2017年09月27日 18時10分
被害者さんさんからのコメント
RRmamaさん / 埼玉県
貴方のようなコメントを書く方に危機感を感じています。 私は拘束されるくらいなら、殺された方が良かった。 これから何年も、拘束された恐怖と絶望感に苦しみ続けるのです。おそらく、家族も。 そして、拘束された時、私は死にたくはなかった。暴れてもいなかった。そして、拘束中の看護記録にさえ、穏やか、と書かれている中でなぜ何日も拘束されたのか? 貴方、答えてくれますか?
2017年09月27日 18時10分
あなたも
体験談や悩みを
投稿してみませんか?
NHKではみなさまの投稿をもとに
福祉関連番組の取材・制作を行います。
福祉関連番組の取材・制作を行います。