
精神科病院での「身体拘束」について 体験談&ご意見
辛かったけど治療の一つかもしれない
ゆうかさん / 石川県 / 10代 / 解離性(転換性)障害者
私は、16歳で精神科の閉鎖病棟に1ヶ月程入院していました。 私は入院前から発作が酷く、自宅療養をしていましたがあまりにも酷くなり通う事も困難になり、ドクターストップ、入院の話しは出されており、その為見学するように言われており、初めて入院病棟に案内された時、鍵のついた(閉鎖病棟)との窓越しに見た部屋は絶望的でした。 でも、今思うと見学は良かったのかもしれません。強引に入れられる事に恐怖を感じてましたし…。 でも、入院は1度では済まず、何度か入院をし、個室では無かった為、他の患者さんも居り、幻覚、幻聴を感じている患者さんから安定した患者さんが居り、私は正直怖かったです。むしろ怖くない人の気持ちが分かりませんでした。 入院してからは、憂鬱な気持ちしか無くとても絶望的でした。 3回も入院していたら、医師でも怒鳴る人、患者で抑制が効かない人沢山見てきました。 閉鎖病棟は荷物検査、私は自傷癖が酷かった為、日記を書く時以外はボールペン、シャーペンは没収されてました。携帯はもちろん、使用禁止です。 親も荷物検査や、ロッカーに入れる事をさせられてました。 辛いけど、これが現実で、それを受け入れるしかないと思い昨年から現実をなるべく受け止めて、苦しい事、発作が起こっても隠してます。 でも、それでも、見学が出来たこと、携帯から離れることが出来た事、辛いけど看護師さんは向き合ってくれました。親は正直またか。て何度か思っていたと思うけど、これが治療の1つなのかもしれないなと思いました。 今はその入院があったから少しずつ変われて居ると思います。だから、ありがとうて思います。
2017年08月01日 22時07分
日本人やめたいさんさんからのコメント
ゆうかさん / 東京都 / 50代 / 当事者・専門家
よかったですね、看護師さんが向き合ってくれて。それこそが治療だと思います。
2017年08月07日 13時47分
日本人やめたいさんさんからのコメント
ゆうかさん / 東京都 / 50代 / 当事者・専門家
よかったですね。 ありがとうと言えるのは、看護師たちが向き合ってくれたからだと思います。それこそが治療だと思います。 多くの場合、身体拘束されて長時間、長い場合は何日も何ヶ月も放置されます。褥瘡ができたり、病状悪化したり、トラウマになったり、人間不信になったりします。亡くなった人たちもいます。 身体拘束されてもされなくても、看護師たちに無視されたりばかにされたりします。 だから、ありがとうと言える患者は少ないのです。
2017年08月07日 13時47分
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