ハートネットTV

虐待サバイバーの生きづらさ、支える人の悩み ―“虐待の後遺症”を考える

由緒ある家庭に生まれて。

みゆう / 北海道 / 女性 / 20代 / 虐待受けていた当事者

私は由緒ある家庭に産まれました。跡継ぎの為に男の子が欲しかったみたいです。女の子という理由で虐待が始まりました。包丁を向けられたり、自殺を促されたり、暴言暴力もありました。ご飯も三色団子だったりポテトチップスでした。父からは性的虐待が5歳からありました。両親が私に怒る時はいつも機嫌が悪い時ばかりで躾として怒られる事はありませんでした。大人になってから、やってもいい事ややったらダメな事が全然分かりません。一般常識がわからないです。おやつとご飯の区別がつかなかったり、頭や体の洗い方が分からず、洗っているのに洗えてなくて匂いがしたり、毎日洗濯することや服を畳んだりする事を知りませんでした。友達が出来ても誰も信用ができないですし、腕を挙げられたりすると大丈夫だと思っていても体が硬直して構えてしまいます。人の顔色や声のトーンなどがとても気になってすぐにビクビクしてしまいます。とても疲れてしまいます。

2022年09月11日 21時24分

あなたも
体験談や悩みを

投稿してみませんか?

NHKではみなさまの投稿をもとに
福祉関連番組の取材・制作を行います。

この投稿テーマに関連する
基礎情報・窓口一覧