
相模原障害者施設殺傷事件から2年 知的障害者施設で働く皆さんの悩み&経験談
知的障害を持つ方との意思疎通について-学生の立場から-
ヌオー / 東京都 / 女性 / 20代 / 福祉分野を学んでいる大学院生
大学3年生の時、社会福祉士の実習で知的障害者の方の施設へ24日間実習を行いました。重度の方のフロアで1週間過ごしました。「こんにちは。」と挨拶をしても、目線を合わせてくださる方は極わずかで、それまで知的障害者の方とコミュニケーションを取ったことのない私は、とても戸惑いました。
言葉を通しての対話が難しいとなると、意思を確認する方法は利用者の方が発してくださる表情・ボディランゲージ…と限定されてきます。同じ動作を頻回にする方・言葉として認識することが難しいような発語を繰り返す方・どこか一点を見つめてニコニコ笑顔の方。私は、自分という存在が利用者の方にとってどのように捉えられているのかを汲み取ることが出来ず、強い不安を感じたことを覚えています。事件の加害者が言った「意思疎通のできない人は安楽死させるべきだ。」という言葉は、自身の戸惑いに繋がっている気がして心に刺さりました
言葉を通しての対話が難しいとなると、意思を確認する方法は利用者の方が発してくださる表情・ボディランゲージ…と限定されてきます。同じ動作を頻回にする方・言葉として認識することが難しいような発語を繰り返す方・どこか一点を見つめてニコニコ笑顔の方。私は、自分という存在が利用者の方にとってどのように捉えられているのかを汲み取ることが出来ず、強い不安を感じたことを覚えています。事件の加害者が言った「意思疎通のできない人は安楽死させるべきだ。」という言葉は、自身の戸惑いに繋がっている気がして心に刺さりました
2018年12月14日 22時00分
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